学校のローマ字学習がはじまり、英語との違いが分からないようです
3月に保護者さまからのコメントを沢山いただきました。ご協力いただきありがとうございます。
その中で「学校のローマ字学習がはじまり、英語との違いが分からないようです」というコメントがありました。
ローマ字について、英語指導者としての考えをお伝えします。
ローマ字は英語とは違うものなので、先に英語を知っている子達からすれば、「分からない」「混乱する」というのはごく普通の反応だと思います。
ローマ字は日本語の一つです。日本語です!
えいご エイゴ 英語 Eigo
日本語には表記する文字が4種類あります。
ひらがな、カタカナ、漢字 そして ローマ字です。
English これは“英語”です。 表記するための文字がローマ字と同じだというだけです。
ローマ字を覚えても英語を覚えたことにはなりません。
似ている部分もあるかもしれませんが、切り離して考えなければ、英語習得の妨げになってしまいます。
日本語と中国語、どちらも漢字を使います。似ているところもあるけれど、二つの違う言語です。
英語指導者の立場から言えば、ローマ字でつまずいても大きな問題ではなく、ローマ字よりも英語フォニックスを確実に身に着けてほしいと思います。
ローマ字は覚えている。でも、フォニックス学習が出来ていない。そういう場合には英語をローマ字読みしてしまい英語からかけ離れた発音をしてしまう傾向があります。
やはり、英語習得のためにはフォニックス学習は重要なポイントとなります。
ローマ字は日本語です。英語とは切り離して考えてください。
小学生でローマ字学習につまずいても大きな問題ではありません。英語のフォニックス学習に力を注ぎましょう
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